中学受験算数どんな問題がでる?

みなさんこんにちは!中学受験家庭教師の菊地凪桜です!
今日は質問をいただくことの多い「中学受験の算数はでどんな問題が出題されるのか」について、詳しく紹介していきたいと思います。
これから中学受験をされる方、中学受験を検討している方の参考になれば幸いです。

この記事を読んでわかること

・中学受験算数に出題される問題とは
・実際の問題を紹介
・中学受験算数の難しさ
・学校算数との違い

中学受験算数ではどんな問題が出題される?

 中学受験の算数は小学校で習う算数とはかなり異なります。難易度の高い問題が出題されることが多く、論理的思考力応用力が求められます。

 学校によっては小学校の内容をベースに出題をするところもありますが、多くの場合は小学校の学習内容とは別に中学受験の学習をする必要があります。たとえば「つるかめ算」や「植木算」といった中学受験ならではの独特な計算「特殊算」を覚える必要があったり、中学校で習うような問題の出題があったりと、学校内容以外の学習も多く必要になってきます。

 私自身は中学受験を経験しておらず、社会人になって初めて中学受験算数に触れたのですが、初めて問題を見たときに「こんなに難しい問題を小学生が解くの!?」と衝撃を受けました。高校数学までしっかり学習してきたつもりでしたが、中学受験算数は初見で解けない問題もたくさんあり、これは公立小中で習う算数とはまったくの別物なのだなと感じたのを覚えています。

実際の問題を見てみよう

 さて、ここからは実際に中学受験で出題される問題を見ていきましょう。今回は中学受験の代表的な問題を3つ紹介します。

①家から学校までの道のりを、兄は毎時6km、弟は毎時4kmで歩きます。
弟が家を出発した15分後に兄が出発したとき、兄が弟に追いつくのは弟が家を出てから何分後ですか?

これは速さの応用問題です。「旅人算」という特殊算を使って解くのですが、向かい合わせに歩く2人が出会うまでの時間や、時間差で追いかけたときに追いつくのにかかる時間などを求めることができます。

②りんごは1個120円、みかんは1個80円です。太郎さんがりんごとみかんを合わせて20個買ったところ、合計金額は2000円でした。太郎さんはりんごをいくつ買いましたか?

この問題は中学受験の鉄板、「つるかめ算」を使う問題です。一見簡単そうに見えますが、意外と初見だと悩んでしまう問題のひとつ。

③ある数列は、次のような規則で並んでいます。
1, 3, 6, 10, 15, 21, ……
このとき、100より小さい最大の数は何番目の数ですか?

そして最後は数列の問題です。規則性の問題も中学受験では頻出。「〇番目の数は何でしょう?」や「この数列の数字をすべて足すといくつになりますか?」などいろいろな出題のされ方をします。

中学受験算数はどのくらい難しい?

 中学受験算数は学校内容の算数だけを学習してきた子供たちにとってはかなり「難しい」と言えます。

 もちろん難易度は学校の偏差値にもよりますが、どの学校の入試も間違いなく学校のカラーテストよりははるかに難しいです。

 また、中学受験はそもそも受ける子供たちの多くが成績上位者なので、偏差値が50程度の学校でもかなり難しい問題が出題されると思っておいた方がいいかもしれません。全国の小学生というくくりで見ると、中学受験の偏差値50はかなり優秀なのです。

学校の算数とは違う?

 これまでもお伝えしてきましたが、やはり中学受験の算数は学校の算数とは大きく異なります

 小学校の算数はすべての児童が内容を理解できることを重視しており、内容は基礎的な計算や図形の理解が中心で、難問の出題は少なめ。一方、中学受験の算数は基礎力よりも応用力や論理的思考力を問われる問題が多く、難関校であればあるほど難解な問題が出題されます。

 そのため、中学受験を目指す子どもたちは学校の授業とは別に、塾で「受験算数」を学ぶのが一般的です。学校と塾で教わる内容がかなり違うこともあり、受験勉強を開始してからは【学校算数】と【受験算数】の2軸での学習が必要となってきます。

まとめ

 中学受験算数では思考力や論理的思考力を問う難しい問題が多く出題されます。小学校で習わないような問題もあたり前のように出題されるので、学校外での学習は欠かせません。

「中学受験をなんとなく決めたけど、こんなに難しいとは思わなかった」「想像以上に中学受験の勉強が大変すぎる」という声を聞くこともしばしば。もし今中学受験をするか悩んでいる状態であれば、一度気になる学校の過去問などを見てみるのもいいかもしれません。

 さて、ここまで中学受験算数は難しい、勉強も大変だとお伝えしてきましたが、もちろんいい面もたくさんあります。小学生のうちに難しい問題に触れておくことで「論理的思考力」が養われたり、中学校や高校での数学の土台を作れたりと長期的な目で見るとメリットも大きいです。そして何より集中力や粘り強さといった生涯役に立つ力を、小学生のうちに身に付けられることも良さの1つかと思います。少しでも参考になれば幸いです。

らび太

中学受験の算数って難しいんだね…

なぎさ先生

たしかに難しいし、覚えることも多いけど、面白い問題もたくさんあるよ!学校で習った単元を応用するとこんなことまで求められるんだっていう新しい発見もあるはず。算数の面白さや幅の広さに気付けるのは中学受験の楽しさの一つだね♪

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この記事を書いた人

学習塾での勤務経験や家庭教師の経験を活かし、オンライン学習塾を独立開業。家庭教師として中学受験算数・小学校算数をメインに指導を行う。2025年になぎさ算数研究所を開業し、より多くの子供たちに中学受験算数を楽しく分かりやすく教える活動をスタート。私立中学校への合格者を多数輩出。

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