公約数と公倍数の求め方

このページでわかること
・2つの数の最大公約数、最小公倍数の求め方(連除法)
・3つの数の最大公約数、最小公倍数の求め方(連除法)

なぎさ先生

今日は最大公約数・最小公倍数の求め方について勉強するよ!

らび太

それなら学校で習ったからわかるよ!
こうやって2つの数の倍数や約数を書き出して、共通するものを見つけるんだよね?

なぎさ先生

そう!約数や倍数を書き出して、共通する数字を探す方法だね!
でも中学受験ではもう一つの方法【連除法】を使うことが多いから、今日はその方法を紹介していくね♪

らび太

どうして中学受験では【連除法】を使うの?

なぎさ先生

それは連除法の方が速く、正確に公約数や公倍数を求めることができるから!慣れてくると簡単に答えが出せるからすごく便利だよ!

目次

2つの数の連除法

連除法とは簡単にいうと、2つの数をできるだけ小さい数字で順番に割っていく計算方法です。
今回は「40」と「32」の公約数・公倍数を求める場合を例にして、説明していきます。

【準備】公倍数や公約数を求めたい数字を並べて書く
まずは公倍数や公約数を求めたい2つの数(今回は40と32)の下にわり算のひっ算記号をひっくり返したようなマークを書きます。

【STEP1】両方の数を割り切れる一番小さい素数を見つける
左側に「両方の数を割り切れる一番小さい素数」を見つけて書きます。
今回は40も32も割ることができる一番小さい数なので「2」が適切。(※1は素数じゃないので含めません)

【STEP2】見つけた素数で1つ目の数を割る
STEP1で見つけた数で、最初に書いた1つ目の数を割り、答えを下に書きます。今回は40÷2=20なので、40の下に「20」と書きましょう。

【STEP3】見つけた素数で2つ目の数を割る
同じようにSTEP1で見つけた数で、最初に書いた2つ目の数も割り、その答えを下に書きます。今回は32÷2=16なので、32の下に「16」と書きましょう。

【STEP4】割り切れる数が無くなるまでひたすら割り続ける
ここからは両方を割りきれる数を見つけて、割る作業をひたすら繰り返していきます。両方を割り切れる数が無くなるまでこの作業を続けます。
今回は2で3回割ったところで「5」と「4」になり、5と4を割り切れる素数はもうないので、ここで計算は終了となります。

ここまで出来たらあと少し!
あと1ステップで『最大公約数』と『最小公倍数』の両方を求めることができます!

【STEP5】最大公約数と最小公倍数を求める
まず『最大公約数』を求めるときは、ピンクの丸印がついている左縦列の数字すべてを掛けます。今回であれば2×2×2=8なので、最大公約数は8と分かります。
そして『最小公倍数』を求めたいときには、水色の丸印がついているL字(左縦列と下)に並んだ数字すべてを掛けます。今回であれば2×2×2×5×4=160なので、最小公倍数は160と分かります。

らび太

こんな計算方法もあるんだね!たしかに書き出すよりも速くできそう!

なぎさ先生

でしょ?しかも連除法の計算をするだけで、最大公約数も最小公倍数も一気に求められるなんてお得だよね!
連除法は3つの数の最大公約数・最小公倍数を求める時にも使えるからそのやり方も紹介するね♪

3つの数の連除法

ここからは3つの数の連除法を紹介していきます!連除法は3つの数の公約数や、公倍数を求める場合にも使うことができます。3つの数の公約数や公倍数を「書き出し法」で求めるのはかなり大変なこと。
方法は2つの数の連除法とほとんど同じなので、ぜひ覚えておきましょう。

まずは公約数や公倍数を求めたい3つの数を並べて書き、先ほど紹介した2つの数の連除法と同じように3つの数すべてを割り切れる素数でどんどん割っていきます。ここまでは2つの数の連除法と全く同じ。
ただ1つ違いがあるとすれば↓のようなパターンが考えられるという点。

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この記事を書いた人

学習塾での勤務経験や家庭教師の経験を活かし、オンライン学習塾を独立開業。家庭教師として中学受験算数・小学校算数をメインに指導を行う。2025年になぎさ算数研究所を開業し、より多くの子供たちに中学受験算数を楽しく分かりやすく教える活動をスタート。私立中学校への合格者を多数輩出。

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